「算数が苦手…」そんな不安を抱える親御さん。実は、算数ギライの原因の多くは“わからない”ではなく“嫌い”から始まるって知っていますか?
でも大丈夫!家の中の遊びを少し工夫するだけで、計算力・論理力・空間認識力がぐんぐん育つんです。「ママ、この遊び楽しい!」その笑顔こそ未来の理系脳の芽。今日からできる知育アイデアを20個、母目線でわかりやすく紹介します。机に向かうよりずっと簡単で、ずっと楽しい算数のはじまりです。
[ この記事を書いた人 ]
はと(理系脳を育てるブログ運営者)
PROFILE
ロボットプログラミング暦6年
理系脳を育てる魅力、おすすめ教材、教室などを紹介
長女が高専に合格
ふたりの子どもにロボットプログラミングを習わせています
✅1. 家の中でできる「数あそび」
① 数さがしゲーム
家の中には数字がたくさん隠れています。リモコン、カレンダー、時計、家電のパネル…「数字いくつ見つけられるかな?」と宝探し感覚でスタート!
あん「ママ!ここにもあった!」



「おぉ〜!10個見つけられるかな?」
「見る→数える→比べる」まで自然と行える神知育。算数の基礎である数との距離がグッと近づきます。得点制にするとより夢中に!
② お菓子で数と分配の感覚を育てる
好きなお菓子を使えば、どの子もやる気MAX!
「3つずつ配ったら全部で何人分?」「1つ取られたらどうなる?」
と会話しながら足し算や引き算を体験できます。



母心の声:(お菓子が最強の教材だったなんて…)
楽しくて“もっとやりたい!”と思えるのが大事。
③ じゃんけん回数チャレンジ(確率の入り口)
10回勝負して勝ち・負け・あいこの回数を表にまとめると、データ整理に。
「グーが多いね」「どうしたら勝てるかな?」
と考えるのは論理的思考!



「こう見えて算数中だよ〜。」



「えっ!?算数してたの!?」
“気づいたら学んでた”体験を増やしましょう。
✅2. 論理的思考を育む「ボードゲーム」
④ オセロで先読み力トレーニング
白黒のシンプルな駆け引き。でも頭はフル回転。
「どうしてそこ?」と理由を言語化させることで、文章題の力が育ちます。
⑤ 将棋/どうぶつしょうぎで戦略脳
1〜2手先を読む力=問題解決力UP!
評価・計画・実行のサイクルが身につく知育の王道。



「王さまを守るには…」



「先を読むってすごい!」
⑥ すごろくは算数の宝庫
サイコロ=数、マス=位置、差=計算。
「あと何マス?」だけで自然と“差”の概念に触れられます。
家族で盛り上がりやすいのも◎
✅3. 空間認識力を鍛える「ブロック&パズル」
⑦ LEGOで立体把握と創造性
説明書通りに作る→オリジナル
この経験が「図形」に強い子を育てます。



(散らかるけど…これは成長の証!)
⑧ 積み木タワーで重心探索
どこまで崩れず積めるか?
物理 × 図形 × 試行錯誤。
成功だけでなく「倒れる理由」も学び。
⑨ 図形パズル(タングラムなど)
分割と合成が自然と身につきます。
「この三角形を組み合わせたら四角になる!」
その発見こそ理系脳の快感。
✅4. 身近なものを使う「料理×算数」
⑩ 計量カップで体積入門
「100mlってどれくらい?」
実物と数字が結びつき、抽象 → 具体へ理解が深まる!
⑪ ピザで分数を“味わう”
8等分 → 「3枚食べたら?」=3/8



「半分食べたい!」



「じゃあ何個分?」
分数が一気にリアルに!
⑫ レシピの倍量・半量計算
「2倍にしたら砂糖は何g?」
=生活で活かせる算数
成功おやつ=最高のご褒美✨
✅5. デジタル時代の「STEAMアプリ活用」
⑬ ScratchJrで条件や座標を学ぶ
「3歩前へ」「右に90度」=算数の言語。
自分の操作→キャラが動く
=理解の定着が段違い!
⑭ 算数アプリ(算数忍者など)
ゲーム感覚で苦手意識を薄く。



(時間制限だけは忘れずに…!)
⑮ Minecraftで資源×計画
資源管理=計算
構造物=図形
探検=空間認識
夢中になっている間に成長します。
✅6. お金×算数で実生活にリンク
⑯ おつかいミッション
100円×3=?
「これで買える?」と算数が“役立つ”経験に。
小さな成功が大きな自信へ。
⑰ お小遣い帳で収支管理
「使いすぎた…」
この失敗は価値ある学び。
計画力、目標設定力が伸びます。
⑱ スーパーで単価比較
「どっちが安い?」
割り算の感覚が自然と身に付き



「賢い買い物ができるって大人の力だよ!」
✅7. 家具・家電×算数
⑲ メジャーで予想ゲーム
長さ・幅・高さ=図形の基礎
「予想→測る→比較」が理系脳を強くします。
家具の配置替えでも大活躍!
⑳ カレンダーで日数カウント
「あと何日寝たら?」は差の概念。
曜日の周期性にも気づきやすく
規則性に強くなる子に育ちます。
✅まとめ
算数が苦手な理由の多くは「嫌い」から生まれます。
だからこそ、まずは遊びの中で算数と仲良くなることが何より大切。
日常の中には数字が溢れていて、考えるチャンスがいっぱいあります。
親子で一緒に気づきと成功体験を積み重ねることで、自信が芽生え、「なんだ、算数って楽しいじゃん!」に変わります。
未来の理系脳は今日の遊びから。ぜひ楽しみながら、お子さんの世界を数字で彩っていきましょう!

