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ーこんな人におすすめー
- 子どもが発達障害をもっている
- 子どもの習い事を探している
- STEAM教育が気になっている
発達障害をもつ子どもの習い事探しって難しいですよね。
子どもが発達障害をもっていると、どんな習い事が良いのか悩むことも多いのではないのでしょうか?
発達障害をもつ子の中には、数をかぞえたり、計算をしたりすることが苦手な子もいます。
結論から言うと、そんな子どもにおすすめなのが「STEAM教室」です。
「甥っ子もSTEAM教室に通ってました!」
この記事では発達障害をもつ子の習い事にSTEAM教室がおすすめな理由を解説します。
実際に習い始める前に注意しておいた方が良いことなども一緒にお伝えしていきますね!
注目
STEAM教育を習うことは多くのメリットがあります。その一方で、いくつかデメリットがあるのも事実。
実際に習い始める前には「STEAM教育のデメリット・メリット」を解説した記事を読んで理解した上で決めるようにしてくださいね。
[ この記事を書いた人 ]
PROFILE
ロボット・プログラミング暦6年
理系脳を育てる魅力、おすすめ教材、教室などを紹介
長女が高専に合格
ふたりの子どもにロボット・プログラミングを習わせています
STEAM教育が発達障害をもつ子どもにおすすめな理由
STEAM教育が発達障害をもつ子どもにおすすめな理由や習うメリットは以下のとおりです。
- 数の概念が視覚化されて分かりやすい
- モノの仕組みが視覚的に理解できる
- 算数の基礎が身につく
- プログラミング的思考能力を養うことができる
- 創造力・発想力が向上する
- 集中力が身につく
- 手先の運動を経験できる
「順番に解説しますね」
理由①:数の概念が視覚化されて分かりやすい
STEAM教育は、数の概念を視覚的に示してくれます。
発達障害をもつ子では、「視覚優位(聞くよりも見て理解することが得意)」という特性をもっている子も多いです。
そのため、言葉で説明されて分からなくても、ブロックのように視覚的に数概念が示されることで理解が進む場合があります。
理由②:モノの仕組みが視覚的に理解できる
STEAMでは、いろいろな形のブロックを使ってロボットを製作します。
1つのブロックでは長さが足りないときには、2つのブロックと組み合わせて希望の長さにします。
そのときに「3+5=」のような計算も、実際にブロックを組み合わせることで、視覚情報として計算の仕組みを把握することができるわけです。
また、パターン的に物事を把握することが得意な子も多いので、ロボット作成のように一定のルールに従って組み立てるやり方が分かりやすく感じる子もいます。
「頭でロボットの完成形を思い浮かべて制作する子も多いみたいです」
理由③:算数の基礎が身につく
算数の基礎といえば、以下の2点ですよね。
- 数をかぞえる
- 計算ができる
通常、小学1年生になるころには、30くらいまではスムーズにかぞえることができ、指を使って簡単な足し算ができるようになっている子がほとんどです。
でも、発達障害をもつ子の中には、数概念の育ちがゆっくりな子も多いですよね。
計算がまだ難しい子でも、ロボット制作を遊び感覚で使いながら数概念を育んでいる子もいるようです。
理由④:プログラミング的思考能力を養うことができる
近年、学校教育でもプログラミング教育をよく耳にするようになってきました。
目的に向かって計画をし実行と改良を繰り返して完成を目指すロボット教室は、プログラミング的思考能力を養うのにうってつけなんです。
「プログラミング的思考能力」ついては、以下の記事も読んでみてください。
理由⑤:創造力・発想力が向上する
上記同様に、ロボットを製作することは新しいことを生みだす「創造力」と「発想力」が必要であり、繰り返すことで向上していきます。
「自分の考えたとおりにロボットが動くのがたのしい!」
「創造力」と「発想力」について、もっと詳しく知りたい人は、以下の記事も読んでみてください
理由⑥:集中力が身につく
ロボットを組み立てるためには、集中を保って取り組む必要があります。
最初はすぐに注意がそれてしまって難しいかもしれませんが、少しずつ集中する時間も延びてくると思います。
最初は10分くらいの集中から始めて、徐々に20分、30分…と集中を持続する時間を増やしていきましょう。
理由⑦:手先の運動を経験できる
ロボットを組み立てるためには、手先の細かな操作やほどよい力加減などが必要です。
こういった手先の運動を経験できるのもSTEAM教育の良いところだと思います。
特に、力のコントロールが苦手な子には、「ほどよい力」で物を扱う良い練習になるかもしれませんね。
「甥っ子も最初はできなかったみたいですが、今では上手に作ってくれますよ」
STEAM教育が発達障害をもつ子どもに向かないケース
STEAM教室に通わせようと思っても、以下のようなケースではうまくいかないこともあるかもしれません。
- 集団で学ぶことが苦手な子
- 手先が不器用
- 教室によっては断られる
「順番に解説していきますね」
ケース①:集団で学ぶことが苦手な子
発達障害をもつ子の中には、相手のペースに合わせて行動することが苦手な子も多いですよね。
マイペースさゆえに、集団の中での学習がうまくいかない子も少なくありません。
こういった子でも、個別に関わってあげるとスムーズに学べることもあるので、指導形態は子どもの特性に合ったものを選びたいですね。
ケース②:手先が不器用
手先がかなり不器用な子は、ブロックを扱うことに苦労しすぎてしまうかもしれません。
誰でも最初は操作に苦労するとは思いますが、協調運動障害などがあると本人の努力だけではどうにもならない場合もあります。
場合によっては、本人に合った習い事を再検討しても良いかもしれないですね。
「本人にとって難しすぎるのは大変だと思うので…」
ケース③:教室によっては断られる
最近はだいぶ減ってきましたが、発達障害があることで入会を断られる教室もあります。
断られると少しショックを受けてしまうかもしれませんが、そういった教室に無理やり入っても良いことはありません。
ちゃんとあたたかく迎え入れてくれて、しっかり配慮してくれるような教室を選びたいですね。
「近所にそういったSTEAM教室がない場合には、オンライン教室を検討してみましょう」
『LITALICO(リタリコ)ワンダー』は、母体が発達障害をもつ子に対してもスペシャリストが揃っているので安心です。
「上記のように理解のある教室もありますので、一度体験教室をうけて相談してみましょう」
STEAM教室に発達障害をもつ子が通う際の注意点
STEAM教室に発達障害をもつ子が通う際に、以下の点は注意しておきましょう。
- 本人が「できる」ところから始める
- 教室の先生に配慮をお願いする
- 慣れた環境で学習する
「順番に解説しますね」
注意点①:本人が「できる」ところから始める
発達障害をもつ子の中には、失敗に敏感に反応する子も少なくありません。
なので、最初のうちは本人が「できる」と感じられるレベルのものを繰り返すなどして、自信をつけてあげると良いと思います。
慣れて「楽しい」と感じられるようになってくれば、上のレベルに挑戦するための力もわいてくるはずです。
注意点②:教室の先生に配慮をお願いする
個人的には、発達障害があることや、レッスン中にしてほしい配慮などは最初のうちに伝えておくのが良いと思います。
可能な限り、スタートをスムーズに切れると継続しやすいです。
体験教室の時点で伝えておくと、どのくらいの配慮をしてもらえるのかを見たうえで、実際に入会するか決めることもできますしね。
注意点③:慣れた環境で学習する
発達障害をもつ子の中には、場所が変わると実力を発揮しきれない子も多いです。
慣れた環境でリラックスしながら学んだ方が、効率よく学べる子も少なくありません。
その点では、オンラインで自宅から受講できるSTEAM教室などは利用しやすい子が多いかもしれないですね。
「我が家もオンラインそろばん教室を利用してました」
「おすすめのオンラインそろばん教室」を以下の記事にて紹介しています。
発達障害をもつ子どもにおすすめのSTEAM教室
- LITALICO(リタリコ)ワンダー
- 自考力キッズ
- ワンダーボックス
「紹介しますね」
おすすめ①:LITALICO(リタリコ)ワンダー
コース名 | ロボットクリエイトコース |
教え方 | 少人数制、個々にあわせたカリキュラム |
月謝 | 22,000円 |
入会金 | 16,500円 |
ロボット代 | 0円(貸出のため) |
ロボット | レゴ |
授業頻度 | 月/4回 |
1回あたりの時間 | 60分 |
対象年齢 | 年長~小学3年生 |
無料体験 | あり |
一人ひとりに合わせたオーダーメイドカリキュラム
LITALICOワンダーは、子どもの興味・関心を大切にするオーダーメイドカリキュラムでの授業が評判です。
オンラインでも「コミュニケーションを第一」にする方針とのことで、初めてのオンライン授業でも安心で自分のペースを重視したいお子様におすすめの教室です。
「LITALICOワンダーの先生は本当にレベルが高いです」
「先生はすごいやさしいよ」
ロボット代がかからない
子どもに大人気のレゴを使用して基本的なプログライングの仕組みを学習します。
さらにこのコースではロボットが貸し出しになるため、ロボット代がかからないのでお得ですね。
口コミ・評判
LITALICOワンダーに通う前、家では大きめのブロックで遊んでいました。ロボットには興味がなかったのであまり乗り気ではなかったけど、お母さんにすすめられたのでLITALICOワンダーに来ました。
はじめは、知らない人ばかりで恥ずかしくて、嫌だったけど、慣れてくるとロボットをつくって動かすのがとても楽しくて「また来たいな!」と思うようになりました。
引用:リタリコワンダー公式サイト
LITALICOワンダーに来る前は、ブロック教材が好きで、休日は早起きしてずっと遊んでいました。
LITALICOワンダーではロボット製作をしています。
ブロックでつくったロボットをモーターを使って動かすことができるようになりました!
プログラミングも先生たちがヒントをくれるから大丈夫!将来は、ブロック教材をつくる工場のひとかブロックづくりのマスターになりたい!
そしてまだ開発されていないパーツを作ってみたい!
引用:リタリコワンダー公式サイト
上記のように、LITALICOワンダーには良い評判が多いです。
さらに詳しく知りたい人は「LITALICOワンダーの口コミ・評価」の記事もお読み下さい。
こんな人におすすめ
- 先生の評価が高いところがいい
- 一人ひとりに合ったオーダーメイドカリキュラム
- レゴを使って格安にはじめたい
おすすめ②:自考力キッズ
自考力キッズは、パズル・ロボット・プログラミングの3つが一緒に学べます。
無料体験ができるので、気になる人は試して見ましょう!
「3つが一緒に学べるのからお得!」
おすすめ③:ワンダーボックス
実際に発達障害をもつ甥っ子がSTEAM教室に通ってみた
実際に発達障害をもつ甥っ子がSTEAM教室に通ってみた感想を紹介しますね。
教室での集団指導はダメだった
甥っ子も最初は教室に通うタイプのSTEAM教室で習い始めました。
でも、周囲の雑音で集中が途切れてしまったり、うまくいかないイライラから教室を飛び出してしまったりと上手くなじめませんでした。
オンラインは本人も集中しやすいみたい
そこで、同じSTEAM教室でオンライン授業もしている「LITALICO(リタリコ)ワンダー」を利用してみることにしました。
オンラインなので、自宅でリラックスして受けることができますし、周囲の雑音も気になりません。
今は楽しそうにパソコン画面を見ながら、毎週レッスンを受けていますよ。
「合うところが見つかって良かったです」
ロボットをパチパチ組み立てる感覚は好き
最初はブロックを組み立てるの大丈夫かな?と思ったんですよね。
教室での授業が始まると、すぐにイヤそうな顔をしていたので…。
でも、実際にはブロックを組み立てるのは好きだったよう。
静かな部屋で、自分のペースで作るなら、リラックスできるみたいです。
STEAM教室に発達障害をもつ子どもを通わせる際によくある質問
STEAM教室に発達障害をもつ子どもを通わせる際によくある以下の質問にこたえます。
- 先生にどんな配慮をお願いすればいいの?
- 授業についていけなくなったらどうしよう..?
- 子どもに合うか確かめる方法は?
「順番にお答えしますね」
質問①:先生にどんな配慮をお願いすればいいの?
先生に配慮をお願いするときには、以下のようなことを伝えておくと良いと思います。
- 苦手なこと
- 困ったときの様子
- 助けてあげて欲しいときの様子
スムーズにレッスンを始められるように、事前に伝えおくと良いかもしれません。
質問②:授業についていけなくなったらどうしよう..?
STEAM教室によっては、子どものレベルに合わせたロボット制作で進めていきます。
「〇歳だから〇〇の課題をやる」など年齢で区切られていないので、基本的には授業についていけないという事態にはなりにくいです。
本記事で紹介したオンライン教室は個別でのレッスンとなるため、本人の習得状況に合わせて教えてくれますよ!
質問③:子どもに合った教室を選ぶコツは?
子どもに合うか確かめるには体験教室が良いと思います。
実際に体験しつつ、発達障害の特性への配慮を相談してみましょう。
「甥っ子はLITALICO(リタリコ)ワンダーにお世話になっています」
先生のレベルが高いく、子どもに合わせてオリジナルプログラムを用意してくれるLITALICO(リタリコ)ワンダーがおすすめ!
まとめ:STEAM教育は発達障害をもつ子どもにもおすすめ!
というわけで、発達障害をもつ子にSTEAM教育がおすすめな理由を解説しました。
おすすめな理由をまとめます。
- 数の概念が視覚化されて分かりやすい
- モノの仕組みが視覚的に理解できる
- 算数の基礎が身につく
- プログラミング的思考能力を養うことができる
- 創造力・発想力が向上する
- 集中力が身につく
- 手先の運動を経験できる
発達障害をもつ子どもにも、STEAM教室に通わせるメリットは多くあります。
場合によっては、特性に配慮してもらえるとスムーズに学べると思います。
オンライン教室などの選択肢も含めて、まずは体験授業で試してみましょう!