「1歳の今が、一番脳が伸びる時期って知っていますか?」
指先を使う、まねっこをする、音に反応する――その全部が、脳の神経回路をぐんぐん育てています。
本記事では、特別な教材やスクールがなくてもおうちで今日からできる知育遊び&おすすめおもちゃを、発達心理学に基づいて徹底解説!
実際の親子の声も交えながら、楽しみながら“学ぶ力”を引き出します。
[ この記事を書いた人 ]
ゆずあん(『知育ライフ』 運営者)
PROFILE
知育玩具で毎日子どもと遊んでいます
理系脳を育てる魅力・知育玩具、教材などを紹介
自称:知育玩具選びの先生
1歳は「脳のゴールデンタイム」
1歳前後は、脳内の神経細胞が爆発的に繋がり始める時期。
この時期にたくさんの刺激に触れることで、
- 言葉が増える
- 手指が器用になる
- コミュニケーション力が育つ
- 探究心が芽生える
「遊び=学び」。
だからこそ、家庭でできる知育が最強なんです。
ゆずあん「遊んでるだけと思ってたのに、急にできることが増えてびっくり!」
1歳の「脳を伸ばす」知育ポイント
| 育てたい力 | 遊びのキーワード | 発達効果 |
|---|---|---|
| 言語力 | 音・真似 | 発声・理解が加速 |
| 手指の巧緻性 | つまむ・掴む | 集中力UP |
| 認知力(考える力) | 探す・試す | 因果関係理解 |
| 社会性 | コミュニケーション | 感情理解・自立性 |



「難しいことではなく、日常の積み重ねで差がつきます」
【実例付き】家庭でできる1歳の知育遊び10選(ママ目線・発達効果つき)
1歳は「遊び=学び」が一番進む時期。家庭にあるもので簡単にできる知育遊びでも、言語・手指・社会性・探究心がしっかり伸びます。
ここでは、毎日の生活に取り入れやすい“定番だけど効果の高い”知育遊びを、ママの体験を交えながら紹介します。
① いないいないばあ(視覚・社会性)
赤ちゃんが大好きな定番遊び。布やタオルで顔を隠し、
- 「どこに行ったかな?」
- 「ばあ!」
と見せるだけで、表情の違いを理解する・記憶力を育てる・親子の信頼感を築くという発達の宝庫になります。
特に1歳前後は「予測する力」が伸びる時期。
隠れたママの顔が出てくるという“期待感”が、脳に心地よい刺激を与えます。
ママの声のトーンや表情が変わるだけで、知育効果はさらにUP!
② モノを通す遊び(指先・因果関係)
家にあるものだけでできる手軽な知育遊び。
- トイレットペーパーの芯にボールを落とす
- ペットボトルにビーズや小さなボールを入れる
これだけで、つまむ・掴む・入れる動作が鍛えられ、自然と指先の巧緻性がUP。
さらに「落としたら音がする」「入れたらなくなる」など、
因果関係の理解も育ちます。
集中して遊ぶ時間が増え、「静かに遊んでくれて助かる!」という声が多い遊びです。
③ 音の出る遊び(感覚統合)
1歳は“音と動きのつながり”がどんどん理解できる時期。
- 鈴を振る
- 太鼓を叩く
- 木琴を叩く
など、体を動かして音を鳴らすことで、聴覚・触覚・視覚が同時に刺激され、感覚統合が進みます。
「太鼓をポンと叩けた瞬間、親子で大喜び!」というママの声も多く、
成功体験を積むのにもピッタリです。
④ まねっこ遊び(模倣力アップ)
1歳の脳は“模倣”から急激に伸びるため、まねっこ遊びは超重要。
- お掃除のまね
- 洗濯ものを渡す
- スマホを持つまね
- 食器を運ぶまね
など、日常の動作を見て覚えることで、社会性・コミュニケーション力・目的意識が育ちます。
「ママと同じことをしたい!」の気持ちを満たしてあげるのがコツ。
⑤ 積む遊び(空間認知)
コップがさね、積み木、タッパーなど何でもOK。
積んで倒す → もう一度積む
この“試行錯誤”こそが、発達心理学でも重視される知育ポイント。
- どの順番がうまくいく?
- 高く積むにはどうする?
という 空間認知・計画力 が自然と育ちます。
途中で崩れて泣く場合もありますが、それすらも「学びのプロセス」です。
⑥ 袋から出す/入れる(整理能力・記憶力)
1歳は「入れる・出す」に爆ハマり期。
- おもちゃを袋に入れる
- 大小のおままごとグッズを仕分ける
- バケツにポンポンを入れる
などのシンプルな遊びが、整理する力・分類する力・記憶力をぐんと伸ばします。
遊んだ後、簡単な片づけにつながるのも嬉しいポイントです。
⑦ 絵本の読み聞かせ(言語回路)
1歳は語彙が一気に増える時期。
この頃の絵本選びは「絵が大きい」「同じ言葉が繰り返される」ものがベスト。
読み聞かせで育つのは、
- 語彙力
- 想像力
- コミュニケーション力
と、まさに言語発達のフルコース。
ママの声は、赤ちゃんの脳を最も活性化させる音。
「昨日読んだ動物を指差すようになりました」
という変化がよく起きるのもこの時期です。
⑧ お散歩で発見遊び(視覚・語彙)
お散歩は最強の知育タイム。
- 「赤い車だね」
- 「ワンワン、大きいね」
- 「葉っぱが落ちたね」
など、言葉と物の意味を結びつける時間になります。
同じ道でも毎日“新しい発見”があり、語彙力アップに直結。
指差しが増える時期だからこそ、親子の対話も自然に深まります。
⑨ 水遊び(感覚・探索)
お風呂や洗面台でできる手軽な知育。
- 水が流れる
- 触ると形が変わる
- すくうと減る
といった特徴から、科学的思考の入り口が自然に育ちます。
コップで「入れる・こぼれる」を繰り返すだけでも、
因果関係の理解がグッと深まります。
⑩ スプーン・手づかみ食べ(自立性・巧緻性)
家庭でできる“生活知育”の代表。
自分で食べようとする動きは、
- 手首の発達
- 指先のコントロール
- 自立心・自己肯定感
を総合的に伸ばします。
「自分でできた」が増えると、どんどん挑戦する心も育つ大切な時期です。
脳が伸びる!1歳におすすめ知育おもちゃ12選
1歳は「目的をもって遊ぶ」が育つ時期。
ここでは、発達領域別のおすすめを紹介します。
🔹手指の巧緻性
| おもちゃ | 効果 | 遊びポイント |
|---|---|---|
| 積み木(積める型) | 空間認識+集中力 | 高く積む → 達成感 |
| 型はめパズル | 図形理解 | 飽きずに遊べる |
🔹言語&コミュニケーション
| おもちゃ | 特徴 |
|---|---|
| 音の出る絵本 | 発語促進 |
| 指人形 | ごっこ遊びが始まる |
🔹認知力(考える力)
| おもちゃ | ポイント |
|---|---|
| ボール転がしタワー | 因果関係の理解 |
| コップがさね | 大小概念を学ぶ |
🔹五感刺激(感覚遊び)
- 布えほん
- やわらか楽器
- ビーズ入りボトル(手作りOK)



「自分でできた!」を積み上げることが最大の知育
■積み木(積める型)


「高く積めた!」がそのまま達成体験に。
手指の発達だけでなく空間認識力もぐんぐん育ちます。
シンプルだから長く遊べて、1歳からの知育の定番!
■型はめパズル


形の違いを“手で理解”できる知育パズル。
飽きずに繰り返すことで図形認識が自然と身につきます。



「毎日のように遊んでいて、いつの間にか全部できるように!」
■音の出る絵本
ボタンを押す=音が返ってくる体験で、言葉の理解がぐっと深まります。
外出先のグズり対策にも。
発語が気になる時期におすすめ♪
■指人形
やりとりが楽しいコミュニケーション玩具!
ごっこ遊びが始まる1歳後半にも大活躍。



「きゃっ!ばあ!」と大ウケ間違いなし。
■ボール転がしタワー
コロコロ転がるボールに夢中!
「入れる→転がる→出てくる」の因果関係が理解でき、考える力を伸ばします。
繰り返し遊びに最適◎
■コップがさね
積む・ならべる・はまる!遊びながら大小や順序概念が育つ万能おもちゃ。
コンパクトで旅行にも持っていけるのが嬉しいポイント。
■布えほん
めくる、触る、引っ張る…五感で楽しむ知育えほん。
洗えて安心、0~1歳のロングヒットアイテム!
寝る前の親子時間にもピッタリ。
■やわらか楽器(子ども用打楽器)
叩けば音、振れば音。音と動きがつながる体験で脳が活性化!
一緒にリズム遊びをすれば親子のコミュニケーションも盛り上がります♪
■手作りOK!ビーズ入りボトル
視覚×聴覚×指先刺激の全部入り!
シンプルなのに夢中になる感覚遊び。
コスパ最高&汚れても作り直せるのが◎
ママにも人気の教材です。
家庭で知育を続けるコツ
| コツ | 解説 |
|---|---|
| 与えすぎない | 選びやすく = 集中が続く |
| 繰り返しを大切に | 定着効果が高い |
| 失敗を喜ぶ | 試行錯誤が学びになる |
| 「できた!すごい!」を共有 | 自己肯定感↑ |



「ママが笑顔ならそれが一番の知育です🌱」
発達の目安(できなくてもOK!)
- 一人歩き(12~18ヶ月)
- 指差しが増えてくる
- 「ちょうだい」「どうぞ」が理解できる
- 簡単な言葉が1~3語話せる



「焦らず一緒に楽しみましょう」
【まとめ】
1歳は“脳が一生で最も伸びる時期”。
特別な知育教材より、家庭の毎日が最高の学び場です。
今日の「できた!」が自信になり、明日の挑戦を育てます。
たくさん褒めて、たくさん遊んで、親子の時間を楽しみましょう。
ママが笑えば赤ちゃんも笑う。
その笑顔の中で、脳はぐんぐん成長していきます。
まずは1つ、気になる遊びから始めてみませんか?

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