ーこんな人におすすめー
- ロボット・プログラミングの効果を知りたい
- 発想力って何?
- 発想力を身につけたい
今回は、ロボット・プログラミングの効果を考えてみたいと思います。
ロボット・プログラミングには、一般的に以下のようなイメージがありますよね。
- 手先が器用になりそう
- 頭がよくなそう
でも、実際にはどうなんでしょう?
この記事では、ロボット・プログラミングの効果について「発想力」にポイントを絞って考えて見ましょう。
注目
ロボットプログラミングを習うことは多くのメリットがあります。その一方で、いくつかデメリットがあるのも事実。
実際に習い始める前には「ロボットプログラミングのデメリット・メリット」を解説した記事を読んで理解した上できめるようにしてくださいね。
[ この記事を書いた人 ]
はと(理系脳を育てるブログ運営者)
PROFILE
ロボット・プログラミング暦6年
理系脳を育てる魅力、おすすめ教材、教室などを紹介
長女が高専に合格
ふたりの子どもにロボット・プログラミングを習わせています
ロボットプログラミングの効果による発想力とは?
ロボットプログラミングの効果に関する発想力については以下のとおりです。
- 物事を思いつく能力
- 発想力と創造力の違い
「順番に解説しますね」
効果①:物事を思いつく能力
発想力とは「物事を思いつく能力」のことです。
全ての人に備わっているとされているので、鍛えることで伸ばすことができるといわれています。
「発想力は、これからの時代に必要な能力である」と言われるのを聞いたことある人も多いでしょう。
学校教育も従来の「詰め込み方教育」から「考える力」を養う方向へと変わってきています。
効果②:発想力と創造力の違い
「発想力」と似た意味を持つ言葉に「創造力」があります。
- 発想力:物事を思いつく能力
- 創造力:新しい価値を作り出す能力
従来にはなかったような問題が起こったときに、発想力駆使して新しい解決方法を生み出せれる人が求められています。
また、それらを形にしていく創造力が求められています。
これからの時代は、創造力と発想力の両方が必要なスキルと考えられます。
「創造力とは?」もっと詳しく知りたい人は、以下の記事も読んで見ましょう。
発想力を身に付けるには?
発想力の身に付け方は以下のとおり。
- 子どもの話を肯定する
- 子どもに質問する
- 知識量を増やす
- マインドマップ
- ロボット製作やプログラミング
「順番に解説しますね」
身に付け方①:子どもの話を肯定する
子どもが変わったことを言ったり、人と違った発想をしたときに「面白いことを思いついたね」と肯定して受け止めてあげてください。
そのタイミングこそが発想力が養われるときなんです。
しっかりと話を聞いて認めてあげることで、子どもは自由にのびのびと発想力を発揮できるようになってきます。
身に付け方②:子どもに質問する
普通の会話でも、すぐに答えを教えるのではなく「それはなぜだと思う?」と、いったん子どもに質問してみる習慣をつけてみましょう。
このときに、子どもの思考の流れに沿った質問をしてあげることで、子どもの発想力が刺激されます。
子どもが考えることを楽しみ、自分で考え答えを得ることに満足感を抱くようになります。
「なぜだろう?」と考える機会が多いほど、子どもの発想力が鍛えられていきます。
身に付け方③:知識量を増やす
新たな発想は、すでに持っている情報と情報とが結びついて「ひらめき」という形でも生まれることがあります。
そのためにも、普段から知識量を増やしておくことが豊かな発想力の土台となるといえます。
情報に触れていく中で子どもはまた新たな疑問を持ち、それを追求していく中でも発想力を使っていくことになります。
身に付け方④:マインドマップ
発想力を発揮しているかどうかは、持って生まれた能力以上に、発想するための方法論である「発想法」を身につけて活用しているかどうかの方が重要であるとされています。
「発想法」とは、決められた手順で思考していくことでアイデアが生まれる方法のことです。
発想法は数多く存在しており、「マインドマップ」もその一つです。
マインドマップとは、脳と学習の研究者であるトニー・ブザン氏が開発した、思考の動きを描き出して視覚的に表現した「思考ツール」です。
新たな発想を引き出したり、目標を明確化したりするためのツールとして主にビジネスシーンで活用されていますが、近年では子どもに活用されることも増えてきました。
やり方は、無地の横長の用紙を用意し、表現したい概念のキーワードやイメージを図の中央に描きます。
そこから、関連するキーワードや連想するイメージなどを、放射状につなげながら描いていきます。
さまざまな概念の関連付けを視覚化することで、理解や発想がしやすくなり、新たな創造にも結びつきやすいと考えられています。
身に付け方⑤:ロボット製作やプログラミング
子どもの頃からプログラミングやロボット製作に触れることも、発想力を鍛えることにつながります。
これらは「パソコンや機械が好きな一部の人だけがすることだ」と思う方もいるかもしれませんが、必ずしもそうではありません。
近年、子どもを対象とするプログラミング教室やロボット製作教室が増えてきており、これらの分野は子どもの習い事の一ジャンルとなりつつあります。
その背景には 、2020年度からすべての小学校においてプログラミング教育が必修化されたことなどがあります。
ロボット製作だけでなく、プログラミングも「テクノロジーを活かしたものづくり」だと言えます。
プログラミングは「ものづくりを行うためのシステムを構築する技術」だからです。
「ものづくり」は発想力と創造力を使う作業であり、子どもの興味や好奇心を刺激します。
また、デジタルデータはすぐに修正や改善ができるため、試行錯誤を通じて「自分が考えたことを形にする」という経験を積むことができます。
つまり発想力のほかにも、論理的思考力や創造力などのさまざまな力を鍛えていくことができるのです。
論理的思考力や創造力については、以下の記事も一緒に読んでみてください。
まとめ:ロボットプログラミング教室に通ってみよう!
というわけで、「発想力」について解説しました。
発想力を養うのにロボットプログラミングが効果があるのは以下のとおり。
- 発想力とは、物事を思いつく能力
- ロボットを作る作業が発想力・創造力を養う
- 子どもの発想は否定せずに一緒に考えてあげよう
こうやって、ロボットプログラミング教室に通うことで自然と発想力を養うことができていきます。
体験教室もあるので習い事を探している人は、一度検討してみるのもいいと思います。