ロボットプログラミングのメリット・デメリット5選|子ども2人を通わせた母が正直に解説

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ーこんな人におすすめー

  • 子どもの習い事を探している
  • ロボットプログラミングが気になっている
  • 良いことだけでなく、デメリットも知った上で決めたい

子どもの習い事に「ロボットプログラミング」を考えているなら、まず知っておいてほしいことがあります。

わが家は長女・次女の2人をロボット・プログラミング教室に通わせてきました。楽しそうに通う姿に「習わせてよかった」と思う一方で、「思っていたのと違った」という点も正直ありました。

この記事では、実際に通わせて感じたメリット・デメリットを、良いことも悪いことも包まずにお伝えします。習い事選びの参考にどうぞ。

目次

先に結論

メリットデメリット
自分で考える習慣がつく
物事を把握して組み立てる力が育つ
集中して取り組む経験ができる
「できた!」が自信につながる
好きなことが見つかるきっかけになる
身につくまで時間がかかる(短期間では効果を感じにくい)
月謝+教材費で費用が高くなりやすい
人気教室でも料金が公開されていない場合がある
学校の授業が簡単に感じてしまう時期がある
受験勉強とは直結しない
画面やブロックに向かう時間が長くなる

先にお伝えしたい注意点

  • 「考える力がつく」といった効果は、教室の宣伝文句ではなく、わが家の子どもたちを見て感じた実感です。ロボットプログラミングの効果そのものは、科学的に証明されているとは言いがたい、というのが正直なところです。
  • 料金は教室・コース・地域で大きく変わります。この記事の金額は2026年10月に確認した時点のもので、公式サイトに料金を載せていない教室もあります。最終的には必ず公式情報と体験時の説明で確認してください

デメリット

デメリット① 身につくまで時間がかかる

ロボットプログラミングは、短期間でやめてしまうと「なんとなく遊んで終わった」になりやすい習い事です。

組み立てだけでなく、

  • ルールや手順を覚える
  • 細かいパーツを器用に扱う
  • 思った通りに動くよう計算して調整する

といったことを、くり返し練習して身につけていくからです。スポーツに少し似ています。

始める前に、体験などを利用して「少なくとも半年は続けられそうか」を親子で話し合っておくのがおすすめです。

デメリット② 月謝・教材費・検定代がかかる

他の習い事と比べて、費用は高めの傾向があります。

月謝の相場は月1万円前後から、少人数制の教室では月2〜3万円台になることもあります。さらに教室によっては、

  • 入会金(1万円台が多い)
  • ロボットキットの購入費(数万円かかる場合も)
  • 検定代・発表会などの参加費

が別にかかります。「月謝だけ見て決めたら、初期費用にびっくりした」というのは、よくある失敗です。費用は必ず総額で見るようにしましょう(後半に3教室の比較表があります)。

デメリット③ 学校の授業が退屈に感じる時期がある

長女は5歳頃からロボット教室に通い始めたこともあり、小学校1〜2年生の頃、算数の時間を「簡単すぎて退屈」と感じる時期がありました。

先に進んでいる子には、学校のペースがゆっくり感じられることがあるようです。

ただ、3年生以降になると図形など教室では扱わない内容も増えてきて、退屈だとは言わなくなりました。一時的なこととして見守るのがいいと思います。

デメリット④ 受験勉強とは直結しない

受験科目に「ロボットプログラミング」はありません。受験対策として習い事を探している場合、この点は最初に押さえておいてください。

とはいえ、わが家では間接的な良さを感じました。

  • 問題文を把握するスピードが上がった
  • 間違いに気づいて見直す習慣がついた
  • 集中して考えることに慣れた

長女はその後、自分で選んで高専に進学しました。「受験に直結しない習い事」が、結果として進路のきっかけになることもあります。

デメリット⑤ ブロックや画面に向かう時間が長くなる

教室でも自宅でも、ブロック・タブレット・パソコンを使う時間が自然と長くなります。

夢中になると時間を忘れてしまう子も多いので、「1時間やったら15分休む」など、親子でルールを決めておくと安心です。

ゆず

「集中してると時間をわすれちゃう」

メリット

メリット① 自分で考える力がつく

実際に通わせて一番感じたのは、これです。

ロボットプログラミングは「うまくいかない」が当たり前の習い事。何度も考えて、試して、答えにたどり着くことをくり返します。

ゆず

「はじめはわからなくても、何度もやってるとできるようになるよ」

「できた!」のときの子どもの顔を見るたびに、習わせてよかったと思います。この「自分で考える」習慣は、学校の勉強だけでなく、生活の中でも役に立っています。

メリット② 把握する力がしっかりする

動かしたい物を、どの場所で、どのタイミングで動かすか。頭の中で想像して、順序立てて組み立てる必要があります。

ただ見て覚えるのではなく、自分でコントロールする経験の積み重ねです。わが家では、ものごとの段取りを考えるのが上手になったと感じています。

メリット③ 集中力がつく

「時間内に課題を終わらせる」「大会に向けて仕上げる」といった場面では、グッと集中して取り組む経験ができます。

クイズ形式の課題も多いので、低学年の子でも無理なく始められます。

メリット④ 「脳トレになる」と言われるけれど

ロボットプログラミングには、集中力・計算・記憶といった要素が含まれているため、「脳トレになる」「地頭が良くなる」といった言い方をされることがあります。

ただ、正直にお伝えすると、こうした効果が科学的に証明されているとは言いがたいようです。効果に関する研究自体が、まだほとんどない分野でもあります。

宣伝文句をそのまま信じるのではなく、「本人が夢中になれているか」「考える経験が増えているか」を、親の目で見て判断するのが大切だと思います。

メリット⑤ 自信がつく

作ったロボットが思い通りに動いた瞬間の達成感は、他の習い事ではなかなか味わえません。

「私は作るのが得意!」という自信がつけば、その後の学びにも前向きになれます。得意なことがひとつある、というだけでも大きな財産です。

向いている子・向いていない子

わが家の経験から、向き・不向きをまとめるとこのようになります。

向いている子

  • ブロック遊びや工作が好き
  • ゲームや機械に興味がある
  • ひとつのことに没頭するタイプ
  • うまくいかなくても、もう一度試せる

向いていないかもしれない子

  • 体を動かすほうが好きで、座って取り組むのが苦手
  • 短期間で結果(検定や賞)を求めたい
  • 本人がまったく興味を示さない

向いていないかも、と思っても、無料体験で本人の反応を見てから判断するのが確実です。意外なハマり方をする子も多いですよ。

おすすめのロボットプログラミング教室3選

わが家に縁のあった、実績のある3教室を紹介します。料金は2026年10月確認時点のものです。

① LITALICOワンダー(少人数制・オンラインが手厚い)

長女・次女ともにお世話になった教室です。先生1人に対して子どもは最大でも数人の少人数制で、一人ひとりに合わせたオーダーメイドの授業をしてくれます。教室は首都圏のみですが、オンラインなら全国から受講できます。

項目内容
対象年長〜高校生
入会金16,500円
授業料(ロボットクリエイトコース)教室:1回7,425円(90分)/オンライン:1回5,500円(60分)※月4回〜
ロボット代クリエイトコースは貸出のため購入不要(上級のテクニカルコースはキット購入が必要)
体験無料体験あり(教室・オンライン)

② ヒューマンアカデミーロボット教室(教室数No.1クラス・通いやすさ)

全国2,000教室以上(2025年3月時点の公式発表)で、近くに教室が見つかりやすいのが最大の魅力です。月2回・1回90分で、同じキットを組み替えて使う方式のため、毎月キットを買い足す必要はありません。

注意したいのは、公式サイトでは料金が公開されていないことです。体験のときに、入会金・月謝・キット代の総額を必ず確認しましょう。一般的な目安として、入会金11,000円前後、月謝10,340円前後、キット代33,000円前後と紹介されることが多い教室です(教室・コースで異なります)。

項目内容
対象満5歳〜小学生(中学生以上のコースもあり)
授業月2回・1回90分
料金公式サイトでは非公開(体験時に説明)
教室数2,000教室以上(2025年3月時点・公式発表)
体験無料体験あり

③ クレファス(本格派・大会を目指せる)

次女がオンライン e-クレファスで通っている教室です。レゴを使った本格的なロボット製作と、理数系の学び・プレゼンテーションに力を入れていて、世界大会に出場するチームも輩出しています。

料金は教室ごとに異なります。入会金は16,500〜22,000円、月謝は1万円台〜2万円台と幅があり、別途レゴキットの購入費(数万円〜)がかかる点は先に知っておいてください。

項目内容
対象年長〜高校生(Kicks:年長〜小2/Crefus:小3〜)
授業週1回(Kicks 60分/Crefus 80分)、オンライン(e-クレファス)もあり
料金教室ごとに異なる(体験時に確認を)
特徴ロボット検定・大会への挑戦、プレゼン指導
体験無料体験あり

3教室の比較表

LITALICOワンダーヒューマンアカデミークレファス
入会金16,500円公式非公開(目安11,000円前後)16,500〜22,000円(教室による)
月あたりの授業料22,000円〜(オンライン月4回)公式非公開(目安10,340円前後)1万円台〜(教室による)
頻度・時間月4回〜/60〜90分月2回/90分週1回/60〜80分
キット代初級は貸出/上級は購入33,000円前後(目安)数万円〜(購入)
形式教室(首都圏)・オンライン教室(全国2,000以上)教室・オンライン
こんな子に少人数で丁寧に習いたい近くの教室に通いたい大会・検定に挑戦したい

※料金は2026年10月に公開情報をもとに確認した目安です。最新情報は各教室の公式サイト・体験時にご確認ください。

費用の考え方については、こちらの記事も参考にどうぞ。

通わせている人の口コミ・評判

SNSなどの声を見ていると、大きく3つの意見に分かれます。

「必ずしもプロに教われるとは限らない」

講師は教室の卒業生や理工系の学生が務めるケースもあります。ただ、学生の講師は子どもと目線が近く、相性が合えば楽しい時間になります。体験のときに、どんな先生が担当するか確認しておくのがおすすめです。

「意味を見出せるかは、その人次第」

結局はここに行き着くと思います。意味がない習い事なんてない、とまでは言いませんが、本人が楽しみながら続けられることが一番の「意味」だと、通わせてみて感じています。

「得意なことは自信につながる」

「意味がない」と周りに言われても、本人が楽しそうにやっている姿を見ると、習わせてよかったと思えます。できることがひとつ増えるだけで、子どもの自信は大きく変わります。

よくある質問

Q. ロボットプログラミングは独学で学べますか?

A. 簡単な製作やプログラミングなら、家庭でも始められます。ただ、高度な内容や「集中して取り組む場」を考えると、親だけでは限界もあります。教室には、先生や仲間から学ぶ「社会性」の面もあります。迷ったら、まず無料体験で教室の雰囲気を見るのがおすすめです。

Q. 発達障害のある子でも学べますか?

A. 教室によっては受け入れていて、丁寧に指導してくれます。この記事の3教室では、LITALICOワンダーが発達特性への配慮を公式に打ち出しています。わが家でも発達障害のある甥が楽しく受講できています。どの教室でも、事前に相談しておくとサポートしてもらいやすくなります。

Q. おすすめのロボット教材はありますか?

A. 教室でよく使われるのは、レゴ、アーテックロボ、ヒューマンアカデミーのオリジナルロボット、KOOV(クーブ)などです。教材によって学び方や費用が変わるので、教室選びの前に教材もチェックしてみてください。

Q. 教室とオンライン、どっちがいいですか?

A. 近くに教室があれば、先生が横で教えてくれる対面が分かりやすいです。一方オンラインは、送り迎えがなく時間が選べるのが魅力。わが家も、はじめは教室に通い、慣れた頃にオンラインへ切り替えました。両方に対応している教室も多いので、生活スタイルに合わせて選んでください。

Q. やめどきはいつですか?

A. 目標の検定に合格したとき、進学などで忙しくなったときが、よくある区切りです。わが家では長女が中3の受験期に一度区切りをつけました(その後、高専でプログラミングの授業を楽しんでいます)。次女はクレファスをオンラインで継続中です。「やめる=失敗」ではなく、本人の節目に合わせるのがいいと思います。

まとめ:デメリットを知った上で、本人の「好き」で決めよう

メリットデメリット
自分で考える力がつく身につくまで時間がかかる
把握する力がしっかりする月謝・教材費がかかる
集中力がつく料金が公開されていない教室もある
自信がつく学校の授業が退屈に感じる時期がある
好きなことが見つかる受験勉強とは直結しない/画面時間が長くなる

ロボットプログラミングは、安くもなければ、すぐに結果が出る習い事でもありません。

それでも、夢中になって試行錯誤する子どもの姿には、それだけの価値があると感じています。

まずは無料体験で、本人の目の輝きを見てみてください。合う・合わないは、体験すればだいたい分かります。

理系の習い事の選び方は、こちらも参考にどうぞ。

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